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Introduction

がんの発生

遺伝子に変異(塩基配列の変異)を起こした細胞が発がんに起因しています

身体の中の細胞はそれぞれ役割を持ち働いていますが、古い細胞は新しい細胞と入れ替わっています。つまり新陳代謝を繰り返しています。
細胞にはDNAに組み込まれた遺伝プログラムにより、細胞が増えすぎず、また減りすぎもしないようになっています。
通常、新しい細胞は元の細胞と全く同じ細胞が複製されるのですが、何らかの要因でまれにうまく複製できず異なる遺伝情 報を持った細胞が生まれます。これを突然変異細胞と呼び、がんの原因となります。この細胞は、1日におおよそ5,000個程 度がん細胞が発生しています。

がん細胞の発生から腫瘍が形成されるまでの過程(がん免疫編集機構)は
3つの相で構成されています

排除相 がん細胞は免疫系によりすべて排除されている正常な状態。加齢等により免疫系は不活性化し、 免疫の働きをすり抜けたがん細胞が現れ、腫瘍となります。
平衡相 微小な腫瘍は存在しているものの免疫系ががん細胞が大きくなるのを抑えている期間。がんが 消えることはありませんが、大きくもならず、進行もしません。この期間は5年から20年とい われています。
逃避相 がん細胞が免疫系の認識から逃れる能力(免疫逃避機構)を獲得し、増殖が著しく進行します。 その結果、がんが顕在化。早期がん、進行がんといわれるステージとなります。

免疫系により排除されたがん細胞は

免疫系によって排除され死んだがん細胞は、細胞が壊れ、老廃物として血中に漏出。その際、細胞核内のDNAが断片化され (cfDNA)、血中に遊離します。

平衡相にあたる期間、微小な腫瘍は増殖しつつも免疫細胞に排除し続けられています。
免疫細胞により排除されたがん細胞は、老廃物として血中に流れ出し、崩壊した細胞より細胞内物質が放出、その中にある DNAは細かく断片化(cfDNA)され血中に遊離します。
血中にはがん細胞のほか正常細胞の死細胞やその残骸も多数遊離していますが、がん細胞はDNA配列に変異を起こしており、わずかに質量に差があります。

血液によるがん検査